報道資料

テーマは「天文部2.0」、新潟大学天文部の新たな幕開け

 2008年4月1日、30年超の歴史を持つ新潟大学天文部が新たな時代へと踏み出す。老若男女共通の話題となっていたあの大先輩の卒業は、われわれ100人規模の部員に何をもたらすのだろうか。そして、その「非キ○ト時代」の羅針盤はどんな未来を指し示すのか。本特集では、新たな胎動を始めた新潟大学天文部についてルポする。

前夜の異動

 その日、新潟をまさに離れようとする彼から一本の電話が届いた。

「タケちゃん…(中略)…手伝いにきてくれ!」

4月に新時代を迎える天文部への最後のミッションが西区の片隅で進もうとしていた。可視床面積は(たぶん)3分の1。カオスがカオスを呼ぶ。 退去予定時刻の「光と影」は、作業のペースアップと正確さのトレードオフだ。諦めてはいけない…そう伝えるのは人間だけではなかった。

あっぱれである。

新たな時代の幕開け「天文部2.0」

 天文部の発展に際して、これまでキ○トがもたらし続けてきた「光と影」。 そしてキ○ト天文部卒業の「光と影」。 新たな天文部への秒読み段階に入ったいま、天文部はどのような変革を迎えるのか? これからの天文部の弱点となり得る2つのテーマを例にあげ、次世代天文部発展のヒントについて見てみよう。

共通の話題の減少

この春まもなく新入生が入部してくる。そこでは新入部員と2年生以上の先輩部員とのコミュニケーションが生まれる。 新入生に対しての話題としての常套となっていたのが、出身地、所属学部、趣味、そして「キ○ト先輩って知ってる?」であった。」
ところが、今年度以降の新入生はキ○トについて知る機会が激減する。このような状況を受けて、先輩部員のコミュニケーション能力の洗練が求められてゆくだろう。

彼を知らない部員がこれからどんどん増加していくなか、天文部の歴史の途絶の懸念も見逃せないポイントだ。一般の部員が交流し得る世代は、概ね7世代〜9世代。それを“逸般”する彼から我々は歴史をきちんと引き継ぐことができただろうか?この歴史を将来の天文部の羅針盤として役立てられるかが発展の鍵を握っている。

工作技術・芸術性の後退

 キ○トといえば工作同好会の主将として名高い人物である。彼は主に学祭でこれまでに天の川投影機、オーストラリア旅行記、そして記憶に新しい顔出し看板の製作を手掛けてきた。そんなキ○トがこの春新潟を離れる。天文部の学祭は今後どうなってゆくのか。
工作技術は脈々と受け継がれている。その一方芸術性は?継承の難しい芸術性。新たなセンスを持つ部員の台頭が求められている。

最後に

この記事を読んでキ○トに会いたくなったあなたに朗報である。彼は4月のウォッチングに参加予定とのこと。 彼に会える日は近い。また、彼の引っ越し先は、これまた伝説となりつつあるガースーさんの近所とのこと。もし東京へ行く際にはこの2人に会うことで天文部員として多大な成長を遂げられるだろう(ただし保障はしない)。

ところで本日は4月1日ですね。フィクションのような、ノンフィクションのような記事ですが読んでいただいた皆さんありがとうございました。それではよいエイプリルフールを…

参考資料

新潟日報:政令市時代「あすの新潟」 の表現に影響を受けています。
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n70/n70h1.html

上へ戻る/TOPへ戻る

(2008/04/01 Takke-)


Copyright © 2008.04.01 Niigata Univercity Astronomy Club, All Rights Reserved.

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送